2014年08月13日 [長年日記]
_ [misc]ゴルフクラブを新調した
ゴルフを始めたのは,調べてみたら2008年の夏だった。6年前のことだ。この2年間ほど,腰痛もあったことからゴルフから遠ざかっていた。今年の春,お世話になっている金融機関のお方との会話で,ゴルフの話題が上がった。そうしたら,沸々とゴルフ熱が上昇した。2年ぶりに打球場通いを再開した。やってみると,すごく楽しい。そして,腰痛も怖がっていたのがなんだったのかっていう感じで調子が良かった。
久しぶりに打ってみたら,以前よりも球筋が安定して,飛距離も出ていた。素人は,しばらく冷却期間を設けるのが良いのかもしれない。そんなことを思っていたのも短い期間で,浮かれて練習していると,どんどん崩れていった。アイアンはそこそこ打てるのだが,ウッドが酷いことになった。特に悪いのがドライバー。打痕を見るとちゃんと芯に当たっているのに,とんでもない球が出るようになった。右に左に変化球大会で,お辞儀をするようにドロップすることもある。飛ぶときは 220ヤード位なんだけど,100ヤードしか飛ばないとか。状況は更に悪化した。アイアンでも,左右にボールが散るようになった。
週に1回程度の打球場通いを4月から続けて2ヵ月,6月にはどんどん状況が悪化していた。やればやるほど悪くなる。こんな思いは久しぶりだった。教則本を読み直したり,色んな情報を当たったりもしていたのだけど,疑問が1つ湧いてきた。もしかして,ヘッドスピードとシャフトの固さが合わなくなってる?
上手く行かないのを道具のせいにする。最低な発想だと思う一方,気になることがあった。ボールの散らばりはどんどん酷くなっているのだけど,飛んだ時の飛距離は伸びていた。リンクスのシルバーキャットという入門者向けのフルセットを使っていたから,たしかにシャフトはかなり柔らかい。もしかして,これが原因なんじゃないかと。
そろそろ道具を変えることを考えても良い時期に思えた。では,自分はどんなクラブが好きなのか。そんなことを考えながら,フラっと立ち寄ったショップでフォーティーンのクラブを試打してみた。
何回かに分けて試打したのだが,アイアンを打った感触がとても素敵だった。シンプルなデザインも凄く好き。測定してもらったら,ドライバーのヘッドスピードが 45m/s を越えていた。そういうスイングで入門者向けの柔らかシャフトのクラブを振ったら,ヘッドが戻ってこなくても不思議はない。この時点で,クラブの買い替えを決意した。
アイアンは,軟鉄鍛造ヘッドの打感を堪能する。アプローチではウェッジのフェースを開かず,振り幅で距離を合わせる。長尺ドライバーに敢えて挑戦し,体幹でスイングする。そんなことを思いながら,14本のクラブの構成を考え,7月から揃え始めた。
で,これからお世話になる14本が手元に揃ったところ。写真ではパターが入っていないが,パターはピンのカーステン アンサー2にした。これもまた渋い。長尺ドライバーを導入したら,バックに収まらなかった。だもんで,結局キャディーバックも新調する羽目に。なんか,久しぶりに大人買いした。
新しいクラブで練習してみると,これがもう楽しくて仕方がない。ウェッジのシャフトは,背伸びしてダイナミックゴールドにした。重さがあるから,もう手打ちは出来ない。軟鉄鍛造ヘッドのアイアンは打ち損じが直ぐに分かるし,とにかく打ってて気持ちが良い。ドライバーは,ちゃんと当たるとキャリーで 250ヤード位飛ぶようになった。
クラブがスイングを作るという理論と,クラブ間の繋がりを考えての選択だったのだけど,それを理解して練習したい。