2015年01月09日 [長年日記]
_ [FreeBSD]転ばぬ先の杖
会社の事務スペースで,女性スタッフの悲鳴があがった。「間違って違うファイルに上書きしてもぅたぁ,,,」と。
ファイルサーバ上にあるエクセルファイルに,違うファイルの内容を上書きしてしまったそうだ。削除ではないので,Windows のごみ箱とかにも期待できない状態。複数のシートを開いて並べて作業をするので,そういう誤操作によるトラブルがたまに発生する。過去にもそんなことがあったんで,現在ではファイルサーバの共有領域のデータのバックアップを取得している。バックアップと言っても,ハードディスク上に tar コマンドで tgz にして毎朝保存するだけなのだが。で,シェルスクリプトを書いて cron から呼び出すように設定して半年とか経過すると,自分がどんな設定を行ったのかを完全に忘れてる。復元しようと久しぶりに操作すると,どうなってたんだっけ? といった感じ。アーカイブを解凍する tar コマンドのオプションも忘れてたし。結局,おたおたと操作をして対象のファイルを復元できた。簡単な仕組みでも,お役にたてることがあると嬉しかったりする。