2016年10月23日 [長年日記]
_ [misc]映画 ハドソン川の奇跡
久しぶりに映画館で映画を見た。
離陸直後の高度 900m,不運なバードストライクで双発の推力を完全に失ったエアバス A320 は,滑空するしかない重量 70トンの鉄の塊(でもないか,,,)となった。近隣の空港への緊急着陸を模索するも,到達不可能と判断した機長はハドソン川への着水を選択して決行した。着水は成功(これって実は凄いはず!)し,乗客乗員 155人が全員生還した。なのに,機長は容疑者となる。空港にたどり着くことが出来たのではないかと。事故調査委員会は,そう機長を追求した。
確かにたどり着けたかも知れない。そうかも知れないが,その前で市街地に墜落するかも知れない。被害規模を考えれば,そんな博打は推奨されるべきではない。だから,機長の判断は正しかったはずだ。そう思いながら,そう願いながらの映画鑑賞となった。
面白かった。実に面白かった。必要な時に必要なことが出来る人でありたいと切に願って止まない。