精神科医の和田秀樹がこんなことを言ったそうだ。
「僕って灘中灘高卒で東大の医学部に行って,傲慢でとんでもなくイヤなやつだった。友だちも全然いなかった。」
で,性格に難ありで,医師として雇ってくれる病院がなかったそうだ。そのため,仕方なく本意ではなかった老人医療に携わることになったのだそうだ。
「そこで見たのが,いくらお金があっても地位が高くても,性格が悪くて嫌われている老人には,誰も見舞いに来てくれないという現実。家族さえ訪ねてこない。年をとると人間の真価がわかる。」
それから,自分の性格を徹底的に矯正したのだそうだ。
自分の在り方には責任を持ちたいものだ。