2019年04月16日 [長年日記]
_ [misc]上野千鶴子氏の祝辞
東京大学の入学式が4月12日に行われ,東京大学名誉教授の上野千鶴子氏の祝辞が話題になっている。
その全文が,東京大学のウェブサイトに掲載されている。
鳥肌が立った。
大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。知を生み出す知を、メタ知識といいます。そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。
20世紀が終わる頃,同様の主張をされる恩師のもとで,自分は大学時代を締めくくることが出来た。今井先生は昨年亡くなられたのだが,未だに強烈に感謝している。
何時でも,何処でも,いくつになっても,人は学ぶことができる。